□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2021年2月8日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 1月米雇用統計で経済対策実現へ向かう、金のマクロ環境は良好も投資人気高まらず =================================== <価格低下も現物需要拡大は限定的> 金相場は上値が重いものの下げ渋る中途半端な地合が続いている。1月6日の米長期金利1.0%突破に続き、2月4日には1ユーロ=1.20ドルの節目をブレイクするドル高・ユーロ安がファンドのまとまった手仕舞い売りを誘い、COMEX金先物相場は改めて1オンス=1,800ドルの節目を割り込んだ。これは昨年12月1日以来の安値更新となる。 この状況で5日に1月米雇用統計の発表を迎えたことで、雇用環境の改善が示されると米金利上昇・ドル高の加速から昨年11月30日の1,767.20ドル割れまで一気に突き進むリスクも警戒されたが、足元では1,800ドル割れからの値崩れは回避された状態にある。ただ、改めて本格的に安値修正を進めている訳ではなく、1,800ドル水準でダブルボトムが形成されるのか、まだ下振れリスクを残しているのかは、評価が割れる状況になっている。… … …(記事全文4,208文字)
