□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年12月7日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 4年ぶりの高値を更新したプラチナ相場、欧州ではEVがディーゼル車販売を上回るも =================================== <1,000ドル水準の抵抗突破> NYMEXプラチナ先物相場は、2017年以降は概ね1オンス=1,000ドル台で上値を抑えられる展開が続いていたが、12月4日高値は1,093.10ドルに達し、2016年9月以来の高値を更新している。これまでの相場パターンだと1,000ドル台に乗せると戻り売り圧力が強まる傾向が強く、1,000ドル台は必ずしも珍しい価格水準ではないが、中長期にわたって維持できる価格水準とは評価されてこなかった。今回も1,000ドル台定着が可能かは不透明感が強いが、コロナ禍の影響が残る中で4年3カ月ぶりの高値を更新したことは高く評価できよう。 今年4月には一時562.00ドルまで急落していた相場だが、最大上昇率は94.5%と、ほぼ二倍の値位置を達成している。また、コロナ禍が深刻化する前の1月に付けた高値が1,046.70ドルであり、同水準も大きく上回っている。既に非鉄金属相場でもコロナ禍前の値位置を上抜く動きが観測されているが、プラチナ相場に関しても新たな価格ステージに突入したことは高く評価できよう。… … …(記事全文4,055文字)
