□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年11月17日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 膠着気味の展開が続く金相場、リスクオン環境でもドル減価で崩れない =================================== <米大統領選後も方向性を欠く展開> 米大統領選はバイデン元副大統領の勝利が確定した。トランプ大統領は法廷論争に持ち込む構えを見せるなど泥沼化の様相を呈しているが、マーケットではこの問題は決着がついたと評価している。政権移行が順調に進まない場合には、中国やロシアなどの挑発的な動きが活発化する可能性もあるが、大統領選に絡んだ不透明感に関しては消化が進んでいる。 投機マネーは改めて流動性を高めており、特に株価の高騰傾向が強くなっている。マーケットの想定していた大統領、上院、下院の全てで民主党が勝利する「トリプル・ブルー」、「ブルー・ウェーブ」は実現しなかったが、大統領選という不確実性そのものが排除されたことが高く評価されており、結果的には株高に必要とされるのはトランプ大統領の勝利でもバイデン氏の勝利でもなく、政治環境の安定化に尽きることが再確認できる状況にある。… … …(記事全文3,830文字)
