□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年11月9日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 米大統領選で再確認された米社会の断絶、社会不安が促す銃と金の販売増 =================================== <米大統領選で再確認された社会の断絶> 11月3日に投票が行われた米大統領選は、週末にバイデン氏が過半数となる270人の選挙人獲得を決定的にし、トランプ政権は1期で終了することが確定した。トランプ大統領は選挙の不正を訴えているが、明確な根拠を提示できている訳ではなく、マーケットではこの問題は既に決着がついたとの評価が優勢になっている。ウィスコンシン州、ミシガン州、ペンシルバニア州など接戦となった州でトランプ大統領は勝利することができず、劇戦地とされたフロリダ州などで勝利したものの最終的には敗北が決定的になっている。 一般的に現職の大統領が続投の意向を表明すると、大統領選では勝利する傾向がある。第二次世界大戦後で現職の大統領が敗北したのは、1976年にフォード大統領、80年にカーター大統領、92年にジョージ・ブッシュ大統領が敗れた3例しか存在せず、特に株価を押し上げた大統領の敗北は例外的な事例と位置付けられている。トランプ政権の一期目の政策が米国民から十分な支持を獲得できなかったことは、注目に値する。… … …(記事全文3,839文字)
