□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年11月5日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== サウジアラムコのQ3利益は半減、高配当と海外上場に黄色信号が灯る =================================== <サウジアラムコのQ3利益は半減> サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは、7~9月期の純利益がドル建てで前年同期比44.6%減の117.89億ドルになったと発表した。新型コロナウイルスによるパンデミックで、経営環境が急激に悪化したことが確認できる。4~6月期の65.65億ドルからは回復が進んでいるが、1~3月期の166.61億ドルを回復するには至っていない。1~9月期通期でも前年同期比48.6%減の350.15億ドルであり、利益はほぼ半減した状態になっている。 アミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は、7~9月期には経済活動の改善によって、回復に向かう初期兆候があるとして、新規株式公開(IPO)の際に約束した四半期187.5億ドルの配当方針は維持することを確認している。ただ、今年は3四半期連続で純利益が約束された配当を下回っており、このまま原油価格が早期に回復しない場合には、現在の配当方針を維持することは極めて困難な状況に陥ることになる。… … …(記事全文3,808文字)
