□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年10月29日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== WGC四半期レポートの解説、宝飾需要は最悪期脱するも中銀は売り越しに =================================== <7~9月期の金需要は10年来の低水準> 産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は、「Gold Demand Trend」の第3四半期版を公表した。7~9月期と言えば、COMEX金先物相場が過去最高値2,089.20ドル(8月7日)まで急伸する一方、9月下旬には1,800ドル台後半までコアレンジを切り下げる荒れた展開になった時間帯だが、その間の金需給環境の変化をWGCのデータを基に検証してみたい。 まずは金の総需要であるが、7~9月期は871.3トンとなり、4~6月期の963.2トンからは91.9トン減、前年同期の1,111.9トンからは240.6トン減と、全体としては需要低迷傾向が目立った。これは四半期ベースの数値では2009年10~12月期以来の低い水準であり、過去10年では最悪の数値になる。… … …(記事全文4,439文字)
