□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年10月27日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== もう一つの大統領選挙、コートジボワールの政情不安でココア相場に急騰リスク =================================== <コートジボワールで大統領選挙、2010年の記憶> Liffeeココア先物相場は、10月16日の1トン=1,625ポンドをボトムに、26日高値は1,719ポンドとなっており、7営業日で5.8%の値上がりになっている。グローバルマーケットでは11月3日の米大統領選が注目されているが、10月31日にはカカオ豆の主要生産国である西アフリカのコートジボワールでも大統領選が予定されており、政治的な緊張が高まっているためだ。 15日に2週間にわたる選挙運動が開始されたが、憲法評議会で認定された4人の候補者のうち、主要野党コートジボワール民主党(PDCI)のベディエ元大統領とイボワリアン人民戦線(FPI)のンゲッサン元首相が共同記者会見を開き、選挙ボイコットを呼び掛けているためだ。ワタラ大統領は3選を目指しているが、これは憲法の3選禁止に違反するものとして、与野党対立が激化している。ワタラ大統領は、2016年の憲法改正で任期がリセットされたと主張しているが、投票を前に緊張が高まっている。… … …(記事全文3,441文字)
