□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年10月23日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 高騰続く天然ゴム相場、価格による需給調整が機能しないことへの不安 =================================== <価格高騰でも集荷量が増えない恐怖> 天然ゴム相場の高騰が続いている。JPX天然ゴム先物相場(RSS)は月初の1㎏=183.10円に対して10月8日に190円、13日に200円、21日に210円、23日に220円、更に230円と、上昇ペースを加速させながら上値を切り上げる展開になっている。200円の節目水準では目標達成感から調整売りが膨らむ場面もみられたが、23日高値は233.90円に達している。これは、2017年9月以来となる、実に3年1か月ぶりの高値更新である。 2018年後半以降のゴム相場は、急騰しても210円水準で上値が抑えられる展開が続いていたが、同水準を完全に上抜く展開になっており、チャート上の視点でも新たな相場ステージに突入したことが強く印象付けられる状況になっている。これよりも高値は2017年9月の234.70円の先は、17年2月の366.70円まで一気に上値が切り上がることになる。… … …(記事全文4,079文字)
