□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年10月13日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 今年の金ETF投資需要は1,000トン突破、ETF残高から計算した金価格の理論値は? =================================== <今年の金ETF投資需要は1,000トン突破> 産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、1~10月期の金上場投資信託(ETF)需要は1,003.32トンとなった。前年同期の374.97トンの2.7倍の規模になる。地域別では北米が648.91トン、欧州が291.90トン、アジアが41.80トン、その他が20.71トンとなっており、全体の64.7%が北米、29.1%が欧州となっており、特に米系投資家の金ETF投資が活発化していることが窺える。 「金相場の高騰」と「金ETF残高の増加」はどちらが卵か鶏かといった議論になりがちだが、いずれにしても強い相関関係が認められる。月次データで通年のデータが得られる2004年以降の金ETF残高と金価格との相関係数を計算すると+0.96であり、ほぼ一致している。金ETF残高のトレンドは重視すべきである。… … …(記事全文3,564文字)
