□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年10月9日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== リスクオン環境の支援を受けるゴム相場、産地相場のリスクバランスは中立的 =================================== <リスクオンを背景とした期先主導の上昇> JPX天然ゴム先物RSS相場は、1㎏=190円台を回復し、9月3日以来となる約1カ月ぶりの高値を更新している。8月31日の205.50円でピークアウトした後、9月14日の175.10円まで最大で30.40円の急落地合が形成されていたが、その後は着実に切り返す展開が続いており、200円台回復も視界に入りつつある。 もっとも7~8月の急騰地合が産地主導だったのに対して、9月以降の産地相場は明確な歩行性を打ち出しているとは言い難い。タイ中央ゴム市場の現物相場も、9月2日の1㎏=61.96バーツでピークアウトした後は、50バーツ台中盤から後半で明確な方向性を打ち出せていない。改めて60バーツ台乗せから一段高を打診する必要性が認められていない一方、50バーツ台前半ではサポートされており、現行価格水準のリスクバランスは概ね中立的になっている。… … …(記事全文3,874文字)
