□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2020年10月5日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 四半期在庫を受けてシカゴ穀物が急伸、10月需給報告で在庫見通し引き下げへ =================================== <四半期在庫がサプライズに> 米農務省(USDA)が9月30日に発表した四半期在庫(Grain Stocks)は、シカゴ穀物相場に対してポジティブサプライズになった。四半期在庫は名前の通りに年4回、3カ月単位で米国内在庫を確定するための重要な統計になる。3月、6月、9月、12月の各1日時点の在庫になり、ここでUSDAの需給報告(WASDE)で示された期末在庫見通しとの乖離が生じていないのかをチェックし、翌月の需給報告で修正を行うことになる。 特に今回発表されたのは9月1日時点のデータになるため、9月から翌年8月末までを需給年度とする米国産穀物においては、期末在庫を確定するためのものになる。2019/20年度需給の期末在庫見通しが、今回の統計で固まるのだ。6~8月期の需給環境が需給報告で示された通りの数値になるのか、それとも何らかのサプライズがあるのかが注目されることになる。… … …(記事全文3,721文字)
