□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2019年04月19日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 燃料電池車は中国市場で覇権を握れるのか、白金使用量はディーゼル車の10倍 =================================== <2019年の中国は新車10%をEVに> 世界最大級の自動車展示会、上海モーターショーが開幕した。20カ国・地域から1,000社を超える自動車関連企業が参加しており、当然に中国政府が推進する新エネルギー車(NEV)への対応が進んでいる。 中国では今年1月から「新エネルギー車規制」が始まっており、中国国内で年間3万台以上のエンジン車を生産、もしくは輸入販売する自動車メーカーに対して、BEV(バッテリー式電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド)、FCEV(燃料電池電気自動車)の生産・販売義務が課されている。具体的には、2019年はエンジン車販売台数の10%、20年には12%を新エネルギー車(NEV)にする必要がある。… … …(記事全文4,448文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)