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　　　　　　　　　　　小菅努のコモディティ分析
　　　　　　　～商品アナリストが読み解く「資源時代」～

  2018年11月22日（木）発行
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　国際政治の視点で考える原油市場、需給の視点とは異なる世界
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＜トランプ大統領の石油市場介入が続く＞
トランプ米大統領は11月21日、Twitterに「Oil prices getting lower. Great! Like a big Tax Cut for America and the World. Enjoy! $54, was just $82. Thank you to Saudi Arabia, but let’s go lower!」と投稿した。翻訳すると、「石油価格は下がってきている。すごいぞ！アメリカや世界にとっては、大規模減税のようだ。愉快だ！82ドルだったのが54ドルだ。サウジアラビアに感謝する。ただ、もっと下げよう」となる。


トランプ大統領は13日にも同じくTwitterで「Hopefully, Saudi Arabia and OPEC will not be cutting oil production. Oil prices should be much lower based on supply!（サウジアラビアとOPECが減産しないことを望む。石油価格は、供給に基づくと更に下落するはずだ！）」と投稿しており、今月に入ってから二回目となる石油価格への言及になる。


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…（記事全文4,950文字）