□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年05月07日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 4月下旬の金相場急落を検証、底打ちの可能性高く反発材料待ちへ =================================== <1,300ドルの節目を維持した金相場> COMEX金先物相場は、5月1日の1オンス=1,302.30ドルをボトムに、足元では1,310ドル台中盤までの自立反発局面を迎えている。年初来高値となる4月11日の1,369.40ドルをピークに、米長期金利の急伸とそれに伴うドル高圧力を背景に急落地合を形成していたが、その「米金利上昇→ドル高→ドル建て金相場安」の流れに一服感が浮上し始めている。 チャート上では年初来安値を更新した格好だが、1,300ドルの節目は維持し、長期トレンドラインとして注目度の高い200日移動平均線(1,306.00ドル)にサポートされた格好になっている。このまま下げ止まることができれば、年初から続く1,300~1,350ドルをコアとしたボックス圏内での調整圧力に留まり、200日移動平均線を維持したことで中長期上昇トレンドは維持された格好になる。… … …(記事全文4,368文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)