□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年02月15日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金相場の短観です。イエレンFRB議長の議会証言が二日のスケジュールで行われますが、初日の発言内容について解説します。また、最近の金ETF市場の動きについてもどのように見るべきなのかを検証します。 =================================== イエレン議長が早期利上げ示唆も下げきれない金相場、動き出す欧州投資家 =================================== <イエレンFRB議長の証言はネガティブだが> イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は2月14日、米上院銀行委員会で半期に一度の証言を行った。15日にも下院で証言が行われるが、トランプ政権が発足してからイエレン議長が議会で証言を行うのは初めてのことであり、目先の金融政策の透明性が向上するような発言が行われるか否かが注目されていた。 トランプ政権下では、1月31日~2月1日に初の米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されているが、同会合では少なくとも3月利上げに向けてのコミュニケーション強化を進めるような動きは見られなかった。声明文では、景況判断について総じて楽観的な指摘が目立ったものの、「短期的な経済見通しへのリスクはおおむね均衡しているとみられる」として、次回3月14~15日会合での利上げの有無については踏み込んだ言及が行われていなかった。ただ、同FOMCではイエレン議長の記者会見などは行われていないため、実際には3月利上げも有力な選択肢として残されている可能性があり、議長の発言が注目された訳だ。… … …(記事全文4,631文字)
