□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 22017年01月31日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今回はBPの長期需給予想を取り上げます。年に1回公表されるレポートですが、主に2035年までの石油需給予想でどのような需給シフトが想定されているのかを確認します。 =================================== BPの長期需給予想、米系メジャーの原油・天然ガス回帰は正しいのか? =================================== <石油需要の伸び鈍化と潤沢な埋蔵量> イギリスに本拠を置くエネルギー大手BPは1月25日、長期のエネルギー需給を予想した「エネルギー見通し(BP Energy Outlook)」2017年版を公表した。足元では石油輸出国機構(OPEC)などの協調減産の思惑から原油価格は強含みの展開になっている。しかしBPは、2050年まで供給の余剰感が続く結果、産油国が石油会社は改めて市場シェア競争に陥る可能性が高いとの厳しい将来見通しを提示している。 BPの最新予想によると、世界の石油需要は2015年の日量9,300万バレルに対して、2035年時点では1億0,600万バレルまで1,400万バレルの増加が見込まれている。15~35年の年率換算では0.7%増であり、1995~2015年の1.4%増から伸び率がほぼ半減する見通しになっている。… … …(記事全文4,302文字)
