□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年01月27日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場短観です。突然に急騰した天然ゴム相場の現状を中心に読み解きます。 =================================== 天然ゴム相場が年初来高値更新、価格高騰で更に需給が引き締まる特殊性 =================================== <天然ゴム相場の急騰再開> 東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場が再び急騰している。年初の1㎏=263.90円に対して17日の308.60円まで急伸した後、1月中旬は23日の282.30円まで最大で26.30円(8.5%)の急反落になっていた。トランプ・リスクを背景にドル安が進行したことで、中国通貨人民元相場の軟化傾向に歯止めが掛かったこともあり、春節(旧正月)の連休前に利食い売りが膨らんだ結果である。しかし、26日の取引では突如まとまった買いが膨らんで期先継足ベースでの年初来高値を更新し、27日の取引では更に330円台まで一気に値位置を切り上げる展開になっている。28日の時間外取引では2013年2月の高値337.80円も上抜き、2012年3月以来の高値が更新されている。 中国の上海期貨交易所では1月27日~2月2日までが旧正月の連休になるため、今週に入ってからは1トン=2万元の節目水準での保ち合い相場となる場面が目立っていた。連休前の買い玉整理の動きに一巡感がある一方、敢えて1週間にわたる連休を新規の買いポジションを抱えた状態で過ごす必要性も乏しく、薄商いの積極的な売買が手控えられる地合になっていた。しかし、26日の取引では突如2万1,000元水準まで急伸し、高値は2万1,475元に達する展開になっている。これは1月18日以来の高値であり、年初来高値2万1,760元更新まであと一歩の距離まで迫った状態で連休入りしている。… … …(記事全文4,017文字)
