□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年01月21日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。1月20日の米大統領就任演説の評価です。マーケットでは、最初からリスクになる発言があるか否かばかりが注目を集めていましたが、冷静にその内容を読み解いてみると、興味深いポイントも存在します。 =================================== トランプ就任演説で政治リスク解消されず、評価できる発言内容も多いが… =================================== <政治リスクの払しょく失敗も、暴走は回避> 1月20日にトランプ米新大統領の就任式が行われた。年初からグローバル・マーケットを支配している「政治リスク」のクライマックスとも言えるイベントであるが、マーケットの反応は総じて限定されたものに留まり、就任演説に関しては想定されていた内容を大きく逸脱するものではなかったことが強く示されている。 マーケット全体の反応としては、リスクオンよりもリスクオフ、ドル高よりもドル安となっており、依然として「政治リスク」が大きな関心事になっていることが示されている。就任演説が行われている時間帯にはボラティリティが高まり乱高下したが、最終的には株安・ドル売りの方が優勢になっている。こうした点からは、就任演説前後で年初からの株安・ドル安傾向の転換が迫られた訳ではないことが確認できる。引き続きトランプ新大統領のコメントには敏感に反応せざるを得ず、マーケット関係者は新大統領のtwitterチェックが欠かせない時間帯が続くことになる。… … …(記事全文5,272文字)
