□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年11月17日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今回は大豆相場の短観になります。TOCOMとCBOT大豆相場を支配しているロジック、注目しておきたい相場テーマ、相場見通しなどを検証します。 =================================== 急伸するTOCOM大豆相場、方向感を出せないCBOT大豆相場 =================================== <TOCOM大豆価格が上昇しているが…> 東京商品取引所(TOCOM)の一般大豆先物相場は、11月9日の1トン=4万4,700円をボトムに、17日高値は4万7,620円に達している。これは6月24日以来となる約4か月半ぶりの高値であり、8月4日の4万1,300円からは累計で15.3%の上昇率が記録されている。 もっとも、大豆需給に何かポジティブな材料が浮上してる訳ではなく、これは専ら円安という為替要因に反応した値動きである。一応は海運市況が上昇に転じている影響も指摘可能だが、米大統領選後の円安・ドル高は最大で8.5%であり、同じ期間にTOCOM大豆相場が6.5%上昇したことを考慮すれば、TOCOM大豆相場が上昇した76%が為替要因と評価できる。… … …(記事全文4,839文字)
