□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年10月26日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。穀物相場の短観です。米国では収穫作業が順調に進んでいますが、従来のように単純にハーベスト・プレッシャーのみで急落するような動きは確認できない状況です。その背景にあるのは、表題のように早くもポスト・ハーベスト・ラリーが意識され始めたことにあると考えていますが、穀物相場の現状分析を行った上で、今後の相場ポイントを検証します。 =================================== 早くもポスト・ハーベスト・ラリーが意識され始めた穀物相場 =================================== <下げ渋るシカゴ穀物相場> シカゴ穀物相場が高止まりしている。9月下旬は米穀倉地帯の降雨による収穫の遅れ、作柄悪化に対する警戒感からコアレンジを若干切り上げたが、その後は産地で収穫作業が急ピッチで進められているにもかかわらず、大きな値崩れは回避された状況になっている。積極的に上値切り上げを打診するような動きまでは確認できないが、10月入りしてから改めて安値更新を打診するような値動きは回避されており、今季のハーベスト・ロー(harvest low:収穫期の安値)を既に確認した可能性が徐々に高くなっている。… … …(記事全文5,297文字)
