□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年01月08日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。 コモディティ市況が総崩れ状態になる中、天然ゴム相場も値下りしています。昨年に防衛ラインとして機能していた150円の節目を割り込むなど、ダウントレンドが継続しています。一方、ここにきてタイ政府が新たな市況対策に乗り出し始めています。これまでタイ政府の市況対策は何度も失敗し続けていますが、今回は注意が必要と考えています。天然ゴム相場の最新状況と新たな市況対策の評価を行います。 =================================== 天然ゴム相場は6年10ヶ月ぶりの150円割れ、タイ政府がいよいよ動き出す =================================== <繰り返される株価急落と対策> 中国発の金融不安がグローバルマーケット全体に大きな混乱をもたらす中、天然ゴム相場も値下りしている。東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場は、昨年6月2日の1kg=247.90円をピークにダウントレンド入りしたが、11月以降は150円の節目にサポートされ、150~175円水準で根固めを進めるような動きも観測されていた。しかし、年初からの中国株急落を起点にリスクマーケットが総売り状態に陥ったことを受けて、1月5日の取引で同水準をあっさりと割り込み、足元では140円台定着を打診する動きが展開されている。… … …(記事全文4,347文字)
