□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年10月07日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場の短観です。中国経済の不透明感を背景に、ゴム相場は円安局面にもかかわらず急落地合を形成しています。しかし、従来のタイ以外の生産国からもコスト割れの悲鳴が上がり始めており、主要生産国が国際協調で市況対策を導入するか否かの瀬戸際に差し掛かっています。そこで、過去の市況対策の例などを振り返り、生産国の現状を解説します。 =================================== 天然ゴム需給の緩和続くも、近く生産国が協調介入で合意するリスク =================================== <円安で食品価格は値上がりしても、ゴム相場は下落する> 商品市況全体が総クラッシュ的な動きを見せる中、東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場も上値の重い展開が続いている。 為替市場では急激な円安圧力が継続しているため、本来であれば円建てゴム相場は上昇して然るべき相場環境とも言える。年末にかけては即席麺、レギュラーコーヒー、ワイン、乳製品、ハム・ソーセージなどの幅広い食品分野で値上げが実施されるが、天然ゴム価格もその流れで上昇していても何ら不思議ではない状況にある。… … …(記事全文4,896文字)
