□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年10月03日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。9月以降はプラチナ相場の急落が話題になっていますが、急騰地合にあったパラジウム相場もそれと連動するかのように急反落しています。基本的にはドル高・プラチナ相場安対応で買い方のポジション調整が活発化している相場ですが、それと同時にロシアのパラジウム供給環境にも大きな動きが生じています。メディアでは余り大きく取り上げられていないようですが、パラジウム相場の最新状況をレポートします。 =================================== パラジウム相場が急反落の真相、読みきれないロシアのパラジウム政策 =================================== <PGM相場の急落が続く> ここ1ヶ月のコモディティ市場では、過去最高の豊作環境を迎えた穀物相場と並んで、白金族貴金属(PGM)相場の下げが目立つ状況になっている。過去1ヶ月の下落率は、NYMEXプラチナ先物相場が-11.3%、パラジウム先物相場が-13.4%に達しており、CBOTトウモロコシ先物相場の-9.2%、小麦先物相場の-10.9%、大豆先物相場の-15.7%などに匹敵する下げを記録していることが確認できる。 南アフリカで5ヶ月にもわたる過去最長のストライキが発生した結果、プラチナ先物相場は7月上旬時点では1オンス=1,500ドル台まで値位置を切り上げていた。しかし、その後は約3ヶ月にわたって急落地合を形成しており、10月に入ってからは1,300ドルの節目さえ完全に割り込む展開になっている。これは、2009年8月以来、実に5年1ヶ月ぶりの安値となる。… … …(記事全文5,022文字)
