□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年09月30日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。下値切り下げ傾向が続いている天然ゴム相場です。9月は上海商品相場が全面安と言っても良い展開になっており、その流れに天然ゴム市況も巻き込まれた形になっています。ただ、天然ゴム価格は他商品に先行して下落していたため、いち早く価格低下による需給構造の変化が顕在化し始めています。弱気ムード一色の相場ですが、冷静に価格低下がもたらした新たな動きを検証します。 =================================== 火星に天然ゴムを売却する? 相場急落がもたらした市況対策の兆候 =================================== <TOCOM天然ゴムは3四半期連続で下落> 本日(9月30日)で2014年は第3四半期(7~9月期)を終えることになるが、東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場は、3四半期連続での下落が決定的な状況になっている。 昨年後半は急激な円安の支援を受けたことで、円建てゴム相場にも上昇圧力が働き、1kg当たりで7~9月期が+29.40円、10~12月期が+8.70円と総じて良好なパフォーマンスを実現した。しかし、今年は円安に伴う円建て資産価格上昇という強力な「つっかえ棒」を無くした1~3月期が-40.70円、4~6月期が-23.00円と急落し、漸く円安が再開された7~9月期も本稿執筆時点では-28.30円と前期比マイナスが確実視される状況になっている。… … …(記事全文4,386文字)
