□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年07月01日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。USDAが発表した四半期在庫と作付面積報告の評価です。この二つの統計を受けてシカゴ穀物相場は改めて急落しましたが、どのような数値が市場関係者の注目を集めたのかを中心に解説します(3,455文字)。 =================================== USDA四半期在庫と作付け面積報告、需給緩和に自信を強めるシカゴ市場 =================================== <天候リスクの織り込みにブレーキ> 米農務省(USDA)は6月30日、「四半期在庫(6月1日時点)」と「作付面積報告」という二つのレポートを発表した。これを受けてのシカゴ穀物先物相場(新穀=2014/15年度)であるが、CBOTトウモロコシ相場は1Bu当りで前日比-22.00セントの425.25セント、小麦は同-14.50セントの598.25セント、大豆は同-70.75セントの1,157.25セントとなった。特に大豆相場の下げ幅が大きくなっているが、「全面安」と形容できる展開になっている。 シカゴ穀物相場は、総じて良好な生産環境を背景に5月、6月とダウントレンドを形成していたが、その勢いが更に加速した形になっている。今週末は米独立記念日に伴う3連休を控えており、通常だと連休中の天候トラブルを警戒してショートカバー(買い戻し)が膨らみ易いカレンダー環境にある。しかし、そうしたリスクを考慮に入れても売りで反応せざるを得ない程に弱い数値だったという訳だ。… … …(記事全文4,540文字)
