□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年05月22日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。シカゴ穀物相場の現状と今後のポイントです。春の作付けシーズンを迎える中、米国産穀物は教科書に見られるような典型的な天候相場になっています。高イールドにつながるような動きがみられれば売り、逆に高イールド期待が否定されるような動きがみられれば買いと、機械的で単純な反応が目立ちます。こうした中、米国産穀物はどのような生産環境にあり、それが価格見通しにどのような影響を及ぼすのかを検証します。予断を持たずに柔軟な対応が必要な相場環境になっています(3,541文字)。 =================================== 典型的な天候相場が続くシカゴ穀物相場、エルニーニョは買いか売りか? =================================== <天候相場が穀物価格にネガティブに> 5月のシカゴ穀物相場は、完全な天候相場と化している。穀倉地帯の気象環境・見通しに一喜一憂する展開になっており、例年のことだが余り詳細な需給分析に基づく価格形成は行われていないのが実情である。 こうした中、5月中旬はトウモロコシ相場の軟化が目立つ状況になっている。CBOTトウモロコシ先物相場7月限は、4月から1Bu=500~525セントのレンジで揉み合う展開になっていたが、直近の5月21日終値では474.50セントまで値位置を切り下げており、2月28日以来の安値を更新している。… … …(記事全文4,667文字)
