□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年05月21日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今年は発表が見送られると観測されていたジョンソン・マッセイ社のプラチナ需給レポートですが、これまでとは形を変えて発行されることになりました。その第一弾として主要な需給見通しのデータが公表されていますが、どのような内容になり、それが何を意味するのかを解説します。また、今週は再び南アフリカで大きなイベントリスクが予定されています。南アフリカの鉱山ストがどのような展開を見せているのか、その背景を確認しつつ最新状況を報告します(3,886文字)。 =================================== JM社の需給逼迫予想に打ち勝った、プラチナ・イベントリスクの正体 =================================== <JMレポートは有料化で決着> プラチナ需給分析の基礎データは幾つかの機関から発表されているが、英貴金属会社ジョンソン・マッセイ(JM)社が毎年5月と11月に発行する需給レポートは、ウェブサイト上で無料で公開されてきたこともあり、長年にわたって多くの市場関係者に活用されてきた。同社発表する需給データ・見通しはプラチナ価格形成に対する影響も無視できず、5月と11月はプラチナ相場において変動リスクの高まる月になっていた程である。 ただ、今年1月に同社は情報提供体制の見直しを正式に宣言し、需給報告の発行が危ぶまれる状況になっていた。同社は「Platinum Today」という情報サイトを運営しているが、そこでのプラチナ業界ニュースなどの提供は完全に停止しており、需給報告の発表も取り止める可能性が高くなっていた。… … …(記事全文5,103文字)
