□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年05月07日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。5月2日に4月米雇用統計が発表されましたが、その前後の金価格環境を解説します。雇用統計はポジティブ・サプライズとも言える強い数値になりましたが、それにもかかわらず金相場が下げきれず、逆に日本のゴールデン・ウィーク突入前の価格水準を上回っている理由を中心に検証します(3,666文字)。 =================================== 米雇用統計がサプライズ的な改善を示すも、金価格上昇の理由を考える =================================== <ボックス相場を継続> COMEX金先物相場は、1オンス=1,300ドルの節目をコアとしたボックス相場を継続している。4月は1,268.40~1,331.40ドルのレンジで上昇と下落を繰り返す不安定な相場展開になったが、5月入りしてからも明確な方向性を打ち出せず、同レンジを踏襲する展開に留まっている。5月2日に4月分の米雇用統計が発表された直後には、一時1,272.00ドルまで急落する場面も見られたが、4月安値を下抜くまでには至らなかった。逆に、その後はショートカバー(買い戻し)や押し目買いで地合を引き締めた。ただ、1,300ドル台では上値追いに慎重姿勢が目立ち、足元では1,310ドル前後での取引になっている。 5月上旬の金市場における最大の関心事は、間違いなく4月米雇用統計のはずだった。… … …(記事全文4,768文字)
