□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年05月01日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今年3回目となるFOMCが開催されました。全般的にサプライズ感に乏しい内容になっていますが、金市場の視点からはどのような点に注目すべきなのか、それらが何を意味するのかを解釈します。また、5月2日の米雇用統計の迎え方、産金会社の1~3月期決算などについても、ポイントを絞って解説します(3,641文字)。 =================================== FOMC後の金価格は小動きに終始も、金価格に対する逆風継続を再確認 =================================== <機械的に資産購入の縮小を進めるFOMC> 4月29~30日に、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が就任してから2回目となる米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されたが、有事対応としての金融緩和のうち、少なくとも量的緩和政策(QE)に関しては新規資産購入停止の流れが極めて強固なものであることが再確認できる結果になっている。 このFOMC声明文の発表に先立つ4月30日21:30(日本時間)には、1~3月期の国内総生産(GDP)が発表されているが、前期比年率+0.1%となり、昨年10~12月期の+2.6%から急減速すると同時に、市場予測+1.2%も大きく下回った。一応はプラス成長を維持したが、一歩間違えばマイナス成長となった可能性もある厳しい数値である。個人消費が+3.0%(前期は+3.3%)と堅調地合を保ったが、設備投資が-2.1%(同+5.7%)、住宅投資が-5.7%(同-7.9%)、輸出が-7.6%(同+9.5%)、輸入が-1.4%(同+1.5%)など、経済全体に減速のダメージが確認できる状況にある。… … …(記事全文4,891文字)
