□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年04月28日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。グローバルマーケットはウクライナ情勢を巡る報道に一喜一憂する展開になっていますが、これまでウクライナ情勢を手掛かりに急伸していたWTI原油相場は、逆に値位置を切り下げる展開になっています。ウクライナ情勢に対する原油市場の評価がどのように変わってきているのかを中心に、原油相場の現状と展望を考察します(3,477文字)。 =================================== ウクライナ情勢の緊張高まるも、WTI原油は3週間ぶりの安値更新 =================================== <ウクライナ・リスクの織り込みに慎重ムード> NYMEX原油先物相場は、4月16日の1バレル=104.99ドルをピークに、同25日終値では100.60ドルまで値位置を切り下げ、終値ベースでは7日以来となる約3週間ぶりの安値を更新している。ウクライナを巡る地政学的な緊張が高まっているが、原油相場の反応は総じて限定されており、改めて買い進むことに対しては慎重ムードが見受けられる。 今年の原油市場では幾度となくウクライナ情勢を手掛かりとした買い圧力が観測されているが、105ドル水準でダブルトップを形成する中、このテーマで原油相場を買い進めることが可能な余地は限定的との慎重なムードが強くなっている。3月、4月と105ドル水準で「高値警戒感」の声が強まる傾向が確認されているため、供給「リスク」のみで買い上げることができる限界ラインを105ドル前後の価格水準に設定する向きが増えている模様だ。… … …(記事全文4,412文字)
