□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年04月24日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム価格の急落は新聞等のメディアでも取り上げられ始めています。今回はまず一般的な分析を紹介した上で、新聞やネット記事にはしづらい観測・憶測についても解説します。市場のムードという漠然としたものですが、突然のゴム相場急落を考える手掛かりの一つにはなると考えています。また、タイの生産コストを巡る議論についても、簡単にコメントします(3,257文字)。 =================================== 天然ゴム市場が怯えるシナリオは、中国資源輸入のデフォルト波及か =================================== <マクロな需給緩和構造が上値圧迫> 東京ゴム先物相場は、期先継足で1kg=200円の節目水準まで値位置を切り下げている。4月22日の取引では一時196.70円まで下値を切り下げているが、これは2009年9月以来、約4年半ぶりの安値を更新したことを意味する。 天然ゴム価格を少し長い目で振り返ると、2006年以降は総じて200円の節目が強力な支持線として機能してきた。08年のリーマン・ショック直後には一時99.80円までの急落となったが、月末終値が200円台に乗せた05年11月以降の102ヶ月で、200円台を割り込んだのは僅かに11ヶ月しか存在しない。そして、その全てがリーマン・ショック直後の08年10月~09年9月までの約1年間である。… … …(記事全文4,248文字)
