□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年04月23日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。ウクライナ情勢を背景に高騰を続けていた原油相場ですが、22日の取引では久しぶりに過剰な原油在庫環境が再びクローズアップされ、急落しました。原油在庫の増加は最近になって始まったものではありませんが、これまでの地政学的リスク中心の相場展開の中で無視されていた材料です。引き続きウクライナ情勢次第で大きくぶれる可能性がある相場ですが、米国内原油在庫環境を中心に現状と今後のポイントを検証します(3,632文字)。 =================================== だぶつく在庫に怯え始めた原油相場、無視できなくなったネガティブ材料 =================================== <ようやくネガティブな在庫環境が注目される> ウクライナ情勢の緊張状態を背景に高値での取引が続いていた原油相場であるが、4月22日の取引ではNYMEX原油先物相場が前日比-2.24ドルの1バレル=102.13ドルと急落し、4月8日以来となる約2週間ぶりの安値を更新している。 ウクライナ情勢を取り巻く緊張状態は維持されており、エネルギー関連では寧ろ今後の混乱状態が強く警戒される状況にある。しかし、3月中旬の97.50~100.00ドル水準から102.50~105.00ドルまで既に5ドル幅の上昇となっていたことで、同水準から更に上値を切り上げることに対しては警戒感が強くなっている。こうした中、23日に米エネルギー情報局(EIA)が最新の週間需給統計を発表するのを前に、短期筋の利食い売りが先行した模様だ。… … …(記事全文4,635文字)
