□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年04月22日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。4月の金価格動向を分析します。ウクライナ情勢に一喜一憂しているようにも見える金価格ですが、4月の価格形成のロジックはそれほど難しいものではありません。何か相場を下支えし、逆に何か相場を圧迫しているのかを把握できれば、今後の展望も読み易くなるでしょう。また、産金業界の最新動向についてもポイントだけ簡単に紹介します。(3,778文字)。 =================================== 金の購買力は今年最低を更新している、未だ金価格への逆風は継続中 =================================== <分かり易い4月の金価格動向> 4月のCOMEX金先物相場は、1オンス=1,300ドルの節目を挟んで乱高下を繰り返す不安定な地合が続いている。ウクライナ情勢を巡る緊張状態が続く中、金価格は4月14日に一時1,331.40ドルまで押し上げられた。しかし、その後はウクライナ情勢を巡る混乱がエスカレートしているにもかかわらず1,300ドル台を維持することに失敗しており、足元では1,280ドル台中盤から後半まで値位置を切り下げている。 今年は3月にもウクライナ情勢を手掛かりに一時1,392.60ドル(3月17日)まで急伸していたこともあって、4月上旬のマーケットでは金価格が地政学的リスクに関するプレミアムを織り込み始めたとの解説を多く見掛けた。しかし、その後の金価格の値動きを見る限りは、必ずしも地政学的リスクは金市場におけるメインテーマではないことが窺える。… … …(記事全文4,759文字)
