□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年04月16日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。4月15日のNY金相場は急落しましたが、4月の金価格動向や今後の展望についてポイントを絞って解説します。メディア等では様々な分析が行われているようですが、実は4月の金価格を動かしている原動力は特別に複雑なものではありません。問題は、それが一時的か恒常的かだけであり、その問題を読み解くポイントを検証します。また、WGCが中国の金市場についてのレポートを発行しているため、その要点も簡単に紹介します(3,932文字)。 =================================== 単純なロジックに支配された4月の金価格、議論の焦点はその持続性のみ =================================== <コモディティ高に疲労感?> 4月15日のCOMEX金先物相場は、前日比-27.20ドルの1オンス=1,300.30ドルと急落した。アジアタイム序盤は1,320ドル台中盤から後半での取引となっていたが、その後はほぼ一本調子で値位置を切り下げ、ニューヨークタイム入り直後には一時1,284.40ドルに達している。その後は1,300ドル水準まで切り返したが、概ね過去1週間分の上げ幅を相殺した形になっている。 何か大きなネガティブ材料が浮上した訳ではないが、ウクライナ情勢を背景としたコモディティ高の動きに過熱感・警戒感が広がっていることが、そのまま金価格に対する過熱感にもつながったとみるのが妥当だろう。… … …(記事全文5,077文字)
