□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年04月11日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム市況について解説します。先週はタイ政府の動きを中心に検証しましたが、今週は各国気象庁がエルニーニョ現象について最新予測を発表しているため、その内容やそれが天然ゴム価格に及ぼす影響について解説します。また、東京ゴム相場の急落で誤った解説が拡散しているようなので、新聞等とは違った見方も紹介します(3,366文字)。 =================================== 天然ゴム価格が下落しているのではなく、円建て資産価格が下落している =================================== <ゴム相場の下落ではなく、東京ゴム相場の下落> 東京ゴム先物相場は期先で1kg=210円台まで値位置を切り下げ、2月6日に記録した年初来安値210.00円まであと一歩の所まで迫る展開になっている。3月下旬は230~240円水準での取引になっていたが、4月入りしてから一気に地合を悪化させており、3月末の233.90円から累計で20円幅の急落地合が形成されている。 このような値動きだけをみていると、世界的に株価が不安定している影響などがイメージされ易い。例えば、本日の日本経済新聞の商品欄では「天然ゴムや銅下落」とのタイトルで、『10日に中国の李克強首相が「短期的な景気刺激策はとらない」と発言し、景気の下振れ懸念が再認識された』と解説している。… … …(記事全文4,252文字)
