□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年04月09日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。4月8日のNY原油相場は急伸しました。情報ベンダーの解説では米在庫統計前の買い戻しとの解説が一般的なようですが、当レポートではこれとは違った角度から現在の原油相場環境を再評価します。一言で言えば地政学的リスクの影響と考えていますが、原油価格が何に反応して上昇しているのかを検証してみましょう(3,090文字)。 =================================== 原油価格が発している警告、脱ロシア産エネルギー戦略は正しいのか =================================== <再び地政学的リスクを織り込むコモディティ市況> コモディティ市場は、再びウクライナの地政学的リスクに強い警戒感を示しているようだ。 金融市場では、現時点でウクライナ情勢は必ずしも中心テーマになっていないが、4月8日の取引ではCRB商品指数が前日比+3.63の307.98ポイントまで急伸するなど、コモディティ市場では明らかに有事対応と言える値動きが見受けられる。CRB商品指数は、ロシアのクリミア編入問題がピークに達した3月7日に308.38ポイントを記録したが、その後は300~305ポイントで比較的落ち着いた状況になっていた。しかし、4月入りしてからは徐々に「戦争」とまでは言えなくても「有事」リスクを織り込む動きが強くなっており、年初来高値更新を窺う展開になっている。… … …(記事全文3,925文字)
