□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年04月04日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今週の天然ゴム市場では、タイ政府が在庫売却の可能性を示唆するというビッグ・ニュースに揺れ動きました。実際にタイ政府が備蓄在庫の放出に動く可能性があるのか、その影響などについて検証します。また、東京ゴム市場のサヤから見えることなどについても解説します(3,367文字)。 =================================== ゴム市況対策でタイ政府が在庫を売却? 大臣の奇妙な発言に踊らされる =================================== <タイ政府が在庫売却という奇妙な話> 4月2日、天然ゴム市場は恐怖に包まれた。タイ政府が天然ゴムの政府在庫20万トンの売却を検討中との報道が流れたためだ。Limlamthong副首相兼農業共同組合相がメディアの電話取材の中で発言したものである。 筆者が確認したところReutersの報道が最初と思われるが、「乾季によるタッピング量の落ち込みに対応するため、タイ政府が政府在庫20万トンの売却を検討している」とされている。その後はBloombergも後追いで報じているが、こちらに対しては「在庫削減のため、政府在庫の一部売却を検討している」、「売却しなければ、(天然ゴムの)国際価格を圧迫し続けるだろう」、「(在庫)売却の好機とみている。ただ、価格に満足できなければ売却は行わない」とコメントしている。… … …(記事全文4,406文字)
