□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年03月31日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。南アフリカのプラチナ鉱山ストライキは継続していますが、先週後半は色々と大きな動きがありました。南アフリカ政府、鉱山会社、労働組合の最新動向をレビューします。ストは10週間目に突入しており、プラチナ供給環境には様々な歪みが生じています(3,294文字)。 =================================== 世界最大のプラチナ鉱山会社が、プラチナの買い手になる可能性が浮上中 =================================== <南ア副大統領の仲裁は失敗> 南アフリカのプラチナ鉱山におけるストライキは、ついに10週間目に突入した。2011年にみられたような鉱山地区における暴動状態には発展していないが、多くの市場関係者が抱いていたストは短期で終結するとの観測は見事に裏切られた形であり、未だこの問題の「出口」は見つからない状況になっている。プラチナ鉱山会社によると、本稿執筆時点の損失は会社側が109億6,000万南アフリカランド(約1,064億円)、労働者側が48億7,000万南アフリカランド(約473億円)に達している。 同国労働仲裁機関CCMAは3月5日に労使交渉の決裂、一時停止(adjourned)を宣言したが、その後3週間半が経ったものの正式な労使協議さえ行えない状況になっている。3月27日には南アフリカ副大統領Kgalema Motlanthe氏の主催する「鉱山業界協議会(the Mining Sector Consultative Forum)」が開催されたことで、この場で副大統領の仲裁で労使協議が行われるとの観測もあった。… … …(記事全文4,190文字)
