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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

ドル建て金価格1,300ドル割れへ、金価格の中期要因と短期要因の話

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年03月27日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金価格動向についての解説です。ここ2週間の金価格は調整色を強めている結果、金価格の底打ち派の間には疑心暗鬼のムードが広がっています。一方、大手金融機関は改めて金価格の下落見通しを示していますが、今回は主に中期スパンの弱気派が重視している指標について解説します。また、最近の金価格動向を把握する上で重要と思われるポイントも幾つか取り上げています(4,057文字)。 ===================================  ドル建て金価格1,300ドル割れへ、金価格の中期要因と短期要因の話 =================================== <ドルの実効レートからみた金価格> ドル建て金価格は、1オンス=1,300ドルの節目を巡る攻防になっている。COMEX金先物相場は、3月17日の1,392.60ドルをピークに、26日安値は1,299.30ドルとなり、一時的にではあるが2月14日以来となる1,300ドル割れを達成している。 昨年末からの上昇幅が200ドル近くに達していたことを考慮すれば、漸く半値戻し水準に到達したに過ぎず、単純なポジション調整の可能性も依然として残されている。ただ、既に50日移動平均線(1,303.00ドル)を下回り始めており、金市場で中期トレンドの指標として注目度が高い200日移動平均線(1,299.70ドル)も割り込むような事態になると、年初からの反発で広がった「金価格の底打ち論は時期尚早だった」との見方が広がり、下げ足が加速することになるだろう。
… … …(記事全文5,180文字)
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