□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年03月18日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。IEAとOPECの3月月報から、石油需給の短中期環境について検証します。3月の原油価格は急落していますが、今年の原油需給・価格動向の中でどのように位置付ければ良いのか、どのような投資スタンスで臨むべきなのかを解説します。ウクライナ情勢を巡って不確かな情報が駆け巡っていますが、冷静にデータをみていけば、比較的分かり易い相場環境だと思います(3,153文字)。 =================================== IEA3月月報を読み解く、通年での需要見通しは一段と強気になるも =================================== <原油は1ヶ月半ぶりの安値圏へ> ウクライナ情勢の先行き不透明感から、グローバルマーケットは不安定な地合を強いられている。ロシアと欧州の境界線上に位置するウクライナへの影響力を確保しようと、シリア情勢に対しては及び腰だった米オバマ政権でさえも積極的な関与方針を打ち出す中、各マーケットは乱高下を繰り返し方向性が定まりづらくなっている。 CRB商品指数をみても、3月入りと同時にギャップ(窓)を空けての急伸地合になり、3月7日には一時308.38ポイントと昨年10月18日以来の高値を更新していた。しかし、直近の3月17日時点では301.02ポイントまで反落しており、3月入りしてからの上昇幅をほぼ完全に吐き出している。… … …(記事全文4,274文字)
