□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年03月17日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。3月の金価格上昇はウクライナの地政学的リスクの観点から解説されるのが一般的ですが、金市場以外のマーケットの動向も総合的にみていると、極めて違和感が強い状況です。金市場における地政学的リスクの考え方を基礎から解説した上で、最近の金価格動向について解説します(3,367文字)。 =================================== ウクライナの地政学的リスクと金価格との関係、通説を疑ってみる =================================== <Gold bug> 金(Gold)は普遍的な価値を有していると信じられているが故に、国際経済・政治環境が不安定化すると、注目を集めることになる。 平時には、金に普遍的な価値を見出す人は、しばしば「Gold bug」として馬鹿にされたり、揶揄されたりしている。「Gold」は金、「bug」は昆虫を指すことで、ベストセラーの翻訳本でも「Gold bug」を「コガネムシ」と翻訳(誤訳?)しているのも見掛ける。しかしマーケットでは、「Gold bug」という一連の用語で「金本位制推進者」を指し、金価格に関係なく金を買い続ける人を一種の奇異的な目で語るときの俗称になっている。… … …(記事全文4,219文字)
