□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年11月13日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。英ジョンソン・マッセイ社が最新のプラチナ需給報告・見通しを発表しました。今回は、同報告書から2013年のプラチナ需給動向のポイント、来年の需給見通しについて紹介します。余りプラチナ需給環境は積極的に評価されているとは言い難い状況ですが、プラチナ価格決定の基礎データになりますので、主要項目を網羅的に取り上げて解説します(3,601文字)。 =================================== ジョンソン・マッセイ社のプラチナ需給報告、最新状況・見通しを検証 =================================== 英ジョンソン・マッセイ(Johnson Matthey)社は11月12日、「Platinum 2013Interim Review」を発表した。毎年5月と11月に発表される同社のプラチナ需給動向に関する分析レポートであるが、今報告では2013年分の具体的な数値見通しも初めて発表されるため、マーケットの注目度も比較的高くなっていた。 5月に発表された「Platinum 2013」では、13年のプラチナ需給について「若干の供給不足になる見通し(may be in a slight deficit in 2013)」とされていたが、今報告では60.5万オンスの供給不足とのより具体的な数値が提示されている。 南アフリカの労働争議で供給が壊滅的な被害を受けた12年の需給バランスが34.0万オンスの供給不足となっていたため、年末までこの見通し通りの展開が続けば、2年連続の供給不足状態を迎えることになる。しかも、60.5万オンスもの供給不足は過去最大規模であり、マーケットに広がるプラチナ需給は引き締まっているとの観測が、今報告でも具体的な数値を以って裏付けられた形になっている。… … …(記事全文4,797文字)
