□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年6月17日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場が再びじりじりと上値を切り上げています。株式相場は不安定な値動きが続いていますが、原油市場における強気スタンスをサポートしているのは何でしょうか。今回は、久し振りに原油市場で注目されている地政学的環境を中心に解説します。メディアではトルコ情勢の取り上げ方が大きくなっていますが、国際的にはシリアの火種も再び大きくなっています。また、IEA5月月報についても簡単にポイントを紹介します(3,712文字)。 =================================== 再びシリア情勢緊迫化で、原油の売りポジションが警戒される情勢に =================================== 世界の株式市場は調整色を強めているが、原油相場はこうした動きとは対象的に地合を引き締めている。NYMEX原油先物相場は、6月14日の取引で高値を98.25ドルまで切り上げており、中心限月の継足ベースでは昨年9月以来、約9ヶ月ぶりの高値を更新している。終値ベースでも前日比+1.16ドルの97.85ドルに達し、1月30日以来の高値を更新している。 今年は97~98ドル水準で3度にわたって強力な抵抗を受けているが、小幅ながらも上値を切り上げることに成功した形になる。取組高も今年最高を更新しており、原油市場に対する投資家の関心が高まっていることが明確に確認できる。… … …(記事全文4,750文字)
