□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年6月14日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。東京ゴム相場の軟調地合が続いています。前週同様に円高が最大の相場押し下げ要因になっていますが、改めて為替とゴム価格との関係を考えてみましょう。急激な円高の修正圧力も警戒されますが、円安に転じた場合にどの程度のリスクを想定しておけば良いのかも検証します。また、最近の産地需給動向などについても、ポイントを絞ってレビューします(3,156文字)。 =================================== 東京ゴムはアベノミクス前の値位置へ、円反落リスクの過大評価は禁物 =================================== 東京ゴム先物相場は、5月13日の299.00円をピークに、足元では230~240円水準まで値位置を切り下げている。6月13日の安値は230.50円に達しており、昨年9月10日以来の安値を更新している。これは、いわゆる「アベノミクス」で円安圧力が強まる前の価格水準に到達したことを意味する。 足元ではドル/円相場、日経平均株価ともに理論的な説明を行うのが困難なボラタイルな展開が続いているが、それでもドル/円相場は1ドル=95円近辺での取引であり、昨年9月時点の77~79円をコアとしたレンジから16~18円ものドル高・円安状況にある。これだけの円安圧力を考慮すれば、東京ゴム相場の地合がここまで悪化するのには違和感もあるが、それだけ天然ゴムのファンダメンタルズが緩んでいることを反映した値動きと評価している。… … …(記事全文4,130文字)
