□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年5月24日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。WTI原油相場は改めて年初からのボックス上限を試す展開になっていますが、結局は高値更新に失敗しています。前日は中国の製造業指標悪化をきっかけにアジア株は全面安の展開を強いられましたが、原油相場にはどのような影響が想定されるのでしょうか。原油相場の現状と今後の展望を読み解きます(3,395文字)。 =================================== 再び中国経済の減速懸念に直面した原油相場、それでも値崩れしない理由 =================================== 5月のNYMEX原油先物相場は、総じて92.50~97.50ドルでの展開になっており、年初からのレンジを大きく逸脱することに失敗している。総じてタイトな短期需給を背景に値位置としては100ドルの節目まであと一歩の距離に迫るも、同水準を上抜いて本格的な上昇トレンドを形成するまでのエネルギーは確認されていない。 一方、4月中旬には金相場のパニック的な急落につられる形で原油相場も一時85.90ドル(4月18日)まで急落したが、90ドル割れでの取引は一時的なものに留まっており、下向きのトレンドを形成するにも至っていない。総じて90ドル台にコアレンジを形成しており、90ドル台前半で押し目買い、90ドル台後半で戻り売りという単純なオペレーションに居心地の良さを感じている向きが多いことが窺える。… … …(記事全文4,533文字)
