□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年5月23日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。22日のニューヨーク時間には、バーナンキFRB議長の議会証言、FOMC議事録公開という米金融政策に関する大きなイベントが続きました。金価格にとっても大きな関心事になっていますが、結果的にはこの二つのイベント後の金相場は下落しています。金市場がこのイベントからどのようなメッセージを受け止めたのかを解説します(3,572文字)。 =================================== バーナンキFRB議長の議会証言から金市場が受け止めたメッセージ =================================== 5月22日にはバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の上下両院合同経済委員会での証言、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(4月30日~5月1日分)公開という二つの大きな金融政策イベントがあったが、ドル建て金相場の軟調地合に修正を迫ることには失敗した模様だ。 同日のCOMEX金先物相場の値動きを振り返ると、アジアタイムは1,370~1,380ドルのレンジでポジション調整に終始したが、欧州タイム入りと前後して1,380~1,390ドル水準まで値位置を切り上げ、バーナンキ証言の伝わった日本時間22日23:00過ぎには一気に1,413.30ドル(前日比+35.70ドル)まで急伸している。ただ同水準をできたのは20分程度であり、その後は1,365.50ドルまで急反落し、引け値でも前日比-100.20ドルの1,367.40ドルとなっている。時間外取引では更に値位置を切り下げ、本稿執筆時点のGlobexでの安値は1,359.20ドルまで更に切り下がっている。… … …(記事全文4,709文字)
