■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.956 <956号:2020年が、中国の金融危機> 2018年08月22日:中国の負債経済 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-48421.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2018082310000047937 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。近年、人間に対してこれほど感動したことはない。大分県日出町の偉人、尾畠春夫さん(78歳)です。 言うまでもなく、山口県の山中で命に危機も及ぶ3日間飲まず食わずで、不明だった幼児(理稀(よしき)ちゃん:2歳)を、救出した人です。ボランティアの仲間うちでは知られている人という。 【行動】 過去、子供を見つけた経験から、「迷った子は、上に行く」と知っていた。なぜかを研究すれば、幼児心理学になる。これだと直感した山道を登り、開始後20分で、水が染み出している沢の石に、はだしで座っていた幼児を発見し命を救いました。母は、もうだめかとも思っていたという。 日出町は、おいしい城下鰈(かれい)の町です。前菜から鰈尽しで有名な料亭、的山荘があります。父の命令で、小学校5年から、食べるために近所の農家で働き、学校には行けなかった。戦中の、貧困だった時代です。 10代後半から魚屋で修行し、自分の店を開く資金を得るため、とび職をし、20代半ばで別府市に小さな鮮魚店を開いた。価格は東京の1/3と安く、新鮮な美味しさで評判の店だったと顧客がいう。 「なくなって困っています。」 漁師さんや市場からの仕入価格に付加する値入額が、低かったのでしょう。沿岸の豊富な栄養で育った一本釣りの魚は、大都市の市場では高級品として売られ、旨い。料亭や和食の料理店が主な仕入れ先です。 鮮魚店は65歳でやめると決めていた。その後、鹿児島の南端から北海道の宗谷岬まで、3年かけて徒歩で縦断した。好意から声をかけてくれる車には乗らず、ひたすら歩いたという。 道端を歩いていると、岩手県のおばちゃんが、「これを食べなさい」と出来たての「おこわ」をもってきてくれた。素晴らしくおいしかった。その町が、根こそぎ津波に流される映像を見て、矢も楯もたまらず、駆けつけた。おばちゃんたちはどうしてるだろうという思いからだった。自分にできることはないかと探した。(2011年3月:東本大震災)… … …(記事全文14,943文字)
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吉田繁治 (経営コンサルタント )