■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.865 <865号:今度はシムズの「物価水準の財政理論」に向かうのか> 2017年2月1日 :インフレによる政府債務の削減策 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-37832.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2017020210000037232 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。早くも2月。かつて、国際貿易は戦争の原因でもありました。戦後は、核兵器による相互壊滅の抑止力を主因に、先進国間での戦争は起こりにくくなって、通貨政策に変わっています。 【プラザ合意でのドル切り下げ:1985年】 1971年の金・ドル交換停止以降の、大きなドル安の調整は、1985年の「プラザ合意」でした。 当時の先進5か国(G5)の中で、経常的な貿易赤字は米国であり、黒字が日本とドイツでした。米国では、第二次石油危機のあとのインフレ率(13.9%:1980年)を抑制する目的で、国内需要を減らすための高金利策をとっていたのです(公定歩合は13.5%)。 13.9%の物価上昇、金利での13.5%は、今から見れば。目がくらみますね。そんな時代もありました。 現在米国の物価上昇は2.1%(16年12月)、公定歩合は0.5~0.75%です。ユーロは物価が1.1%、公定歩合は0%です。日本は物価が0.5%(11月)、公定歩合は0.1%です。公定歩合は、中央銀行が銀行に短期融資するときの金利です。10年債の利回りである長期金利は、米国の金利上昇で0%から少し上がって、0.09%です。日米欧は、同時のディスインフレと、ゼロ金利が続いています。 【インフレ抑制のための高金利】 1980年末の米国の市中金利は、最高で20%という高さでした。FRB議長のボルカーの高金利策により、米国のインフレは、収まって行きます。 しかし他方では、高金利のドルを海外から買う動きが大きくなり、米ドルが高くなってしまった。(注)1980年の日本の公定歩合は、9%でした。物価の上昇は6.6%です。 【ドルが高すぎるための貿易赤字】… … …(記事全文15,948文字)
