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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:財政破産否定論についての見解(1)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで>   ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.833 <833号:財政破産否定論についての見解(1)>    2016年7月5日:政府負債は解消ができるのか EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-34583.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2016070710000033978 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。日銀の黒田総裁が、国会に呼ばれることが増えています。2013年4月に始まった異次元緩和のあと、3年3か月です。当初は2年をメドとしていたインフレ目標2%は、達成できていない。来年には・・・と言っています。総裁には憔悴が見え、「所期の目的を達成している」という言葉に力がありません。 消費者物価の前年比上昇は、2013年が0.4%、2015年2.7%でした。2015年の物価上昇は、14年4月からの消費税での3%増税によるものです。2016年は2月0.3%、3月-0.1%、4月-0.3%、5月-0.4%です(総合:総務省)。 http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm 2016年は、マイナスの物価に回帰しています。 【異次元緩和の、目的と方法】 ゼロ金利下限の中の、金融緩和として日銀が大量に国債を買って、銀行に現金を供給する量的政策を実行した目的は、物価が下がるデフレ傾向にあった日本経済を、インフレにもって行き、実質金利を下げるためでした。円を大量供給して輸入物価を上げる円安を引き起こし、借入れと預金取りくずしによる投資と商品需要の増加を通じて、物価を上げようとしたのです。 (1)[物価上昇にコミットし、マネタリー・ベースを2倍に増やす] 「2年後をめどに、消費者物価が2%上がるインフレにするとコミットし、資金需要を呼び起こして経済を成長させるとし、その支えとして、金融機関から国債を買い上げ、マネタリー・ベースを2倍に増やす」ということでした。 マネタリ─・ベースは、ベース・マネーとも言います。紙幣の発行額と、金融機関が日銀に預ける当座預金(銀行間決済用の口座)の残高の合計です。(注)日銀ではなく財務省が発行するコインも含まれますが、現在は紙幣に対して金額が小さいので、無視していい。 (2)[実質金利をマイナス2%に下げて、借入需要を増やす]
… … …(記事全文16,896文字)
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