■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.820 <820号:リフレ派のマネタリズムの誤り(1)> 2016年4月06日:失敗が明白な異次元緩和 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-33093.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2016040616000032485 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。4月の1週は、桜が楽しみです。温かさが増して、曇った空に、薄く紅を刷いて重なる花弁が、震える。小学1年の時でした。校庭の裏の、地面に落ちた花びらを、糸を通した針で一枚ずつ刺し、首飾りを作る。首に巻くと、ひんやりした感触があった。 今も、その冷たさを覚えています。時は去って、感触や記憶が残る。この記憶のつらなりが、人間的な時間でしょう。桜を見るとき、遠い時間に霞む花びらの首飾りが浮かぶのです。 3年前、華々しく始まった異次元緩和は、目的としていた「消費者物価の2%上昇」をはたしていません。日銀は、達成時期をどんどんずらし、今では、2017年の後半に2%に上がるという。 【短観】 日銀の短観(タンカン:短期経済観測)という調査があります。企業が、先行きの売上、収益、経済をどう見ているかを示すアンケート調査です。短観での企業物価(卸売物価)の見通しは、1年先で0.8%の上昇です。10か月前の2015年6月には、これが1.6%でしたが、異次元緩和の拡大とマイナス金利の中で、下がっています。理由は、マネーの増発とマイナス金利が、インフレを誘発する効果はないと企業が見ているからです。 【CPI】 安倍内閣以降の消費者物価指数(CPI:総務省)は、以下の推移をたどっています。CPIは、金利とならび、経済統計の中でもっとも重要なもののひとつです。店頭で販売される商品が45%、無形のサービス商品(医療、電力・ガス、交通、通信、教育、美容、宿泊など)が55%に増えています。 http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm 最新 2013年 2014年 2015年 2016年2月 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 総合 0.4% 2.7% 0.8% 0.3% コア物価 0.4% 2.6% 0.5% 0.0%… … …(記事全文10,192文字)
